急な仕事や冠婚葬祭など、早朝にタクシーを呼びたいことは意外とあるものです。妊娠中の人も、いざというときのためにタクシーを呼ぶ方法を知っておきたいですよね。
そこで今回は、早朝、より確実にタクシーを手配する方法を解説します。便利なアプリを利用すれば、営業所が開いていない時間でも、あわてずに配車できますよ。
代表的なタクシーアプリの利用方法も解説しています。本記事を参考に、タクシーアプリをぜひ一度使ってみてくださいね。
早朝に確実にタクシーをつかまえる方法
早朝は走っているタクシーの台数が少ないため、流しのタクシーがなかなかつかまらないことがあります。以下の場所が、比較的つかまりやすいようです。
- 駅前
- 交通量の多い幹線道路
- ホテル前
- 大きな交差点 など
より確実に手配するために、以下の2つの方法を利用しましょう。
- 電話
- タクシー配車アプリ
いずれも、「すぐに呼ぶ」方法と「事前に予約」しておく方法があります。
予定が決まっている場合には、なるべく早く(遅くても前日の夕方までに)予約を入れておくのがおすすめです。状況によっては、タクシーアプリでも予約ができないこともあります。
電話
電話はタクシーを呼ぶ方法として最も一般的ですが、特に早朝は注意が必要です。
- 営業時間外である可能性がある
- タクシーの台数が少ない時間帯で、予約できないことがある
電話で予約する場合は、なるべく早く予約を済ませておくようにしましょう。
タクシー配車アプリ
タクシー配車アプリは、スマホやタブレットからいつでもタクシーが呼べるアプリです。AIやGPSを駆使して、周辺の車両を迅速に探して呼び出してくれます。特に早朝にタクシーを手配したい場合は、タクシー配車アプリが便利です。
タクシーアプリをおすすめする理由は、以下のとおりです。
- 24時間対応している
- 電話しないですむ
- 高い確率で配車してもらえる
- アプリ上のマップで乗車位置が指定できるので、行き違いがない
- ルートや料金を予め確認できる
- クーポンやキャンペーンが使える
- 領収書紛失の心配がない
- 迎車料金が無料になることがある
電話予約ができない時も、タクシーアプリを使うと、高い確率でタクシーを手配できます。
おすすめのタクシー配車アプリ
おすすめのタクシー配車アプリをご紹介します。
以下の3社は、「すぐに呼びたい場合」と「日時を決めて予約する場合」の両方に対応しています。(地域により対応していないことがあります)
いずれのアプリも、App StoreかGoogle Playからダウンロードできます。初回クーポンやキャンペーンが使えることが多いので、必ずチェックするようにしましょう。
以下、それぞれの利用方法や対応エリアについて解説していきます。
GO
「GO」は、広い地域に対応している人気の配車アプリです。
- アプリを開く
- 現在地の地図が表示されるので、ピンを乗車位置に指定(降車位置を指定)
- 「今すぐ呼ぶ」か「AI予約」を選択
- クーポンを選択→「タクシーを呼ぶ」をタップ
- 配車完了
- 到着を待つ(到着予定時間・到着通知が届く)
- 乗る
- 降りる(GO PAYを使えば車内での支払いの必要なし)
事前予約は、最短15分後~7日後までの日時を指定してタクシーを手配することができます。
- 支払いは、GO Pay((クレジットカード・d払い・PayPayを事前登録)または車内決済(クレジットカード・チケットなど)
- AI予約の支払いは、GO PAYのみ
地域や時間帯により、予約料金がかかります。
対応エリア
GOアプリでは、現在45都道府県でタクシーを「今すぐ呼ぶ」ことができます。
北海道・青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・新潟・富山・石川・福井・山梨・長野・岐阜・静岡・愛知・三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄
市町村の詳細は公式サイトからご確認ください。
AI予約対応エリアは、「今すぐ呼ぶ」エリアと異なりますので注意しましょう。
DiDi
「DiDi」は、中国発のタクシーアプリで、全国広いエリアで利用できます。
- アプリを開く
- 行き先と乗車地点を入力
- 決済方法を確認し、「確定」をタップ
- 乗車地点をピンで調整し、「注文する」をタップ
- タクシー到着までの時間・位置情報がリアルタイムで確認でき、スムーズに乗車
- アプリに登録したクレジットカードやデビットカード等で決済
予約配車は、30分後~2日間までの期間で設定できます。
- 車内で現金またはその他決済(タクシー会社の決済方法による)
- アプリ決済(アプリに登録したクレジットカード・デビットカード・PayPay)
対応エリア
DiDiでは、以下の都道府県でタクシーを呼ぶことができます。
北海道・宮城・東京・埼玉・千葉・神奈川・静岡・愛知・大阪・京都・兵庫・広島・福岡・長崎・沖縄
市町村の詳細は公式サイトからご確認ください。
予約配車は、上記サービス対応エリアの愛知県を除くすべての地域で利用できます。
S.RIDE
「S.RIDE」は予約配車のエリアは少ないですが、すぐに呼びたい場合には使いやすいタクシーアプリです。
- アプリを起動すると自動で現在地から一番近い道路沿いに黄色いピンが立つ
- (ピンの位置を調整、または住所を入力)
- 必要に応じて「目的地」「運賃種別」「支払方法」「クーポン選択」「車種指定」「会社指定」を設定
- 黄色い矢印を左から右へスライド(3秒後にタクシーの検索開始。車両が決まると、会社名・車両番号・車両カラーが表示される)
- 到着を待つ(タクシー現在位置を確認できる)
- 乗車
- 降車時に清算(注文時の支払設定に従って清算)
予約配車は、乗車日の6日前から20分前まで日時指定可能です。
- 車内支払い(クレジットカード・現金)またはネット決済(クレジットカード)
- 予約配車はネット決済のみ
対応エリア
S.RIDEでは、以下の都道府県でタクシーを呼ぶことができます。
東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・宮城・愛知・大阪・宮崎
市町村の詳細は公式サイトからご確認ください。
予約配車対象エリアは、東京23区・武蔵野市・三鷹市のみです。
まとめ
タクシーを早朝に呼ぶ方法について解説しました。早朝は走っているタクシーの台数が少ないため、なかなかつかまらないことが多いです。電話やタクシー配車アプリを利用しましょう。
タクシー配車アプリは、AIやGPSを用いて周辺の車両を探して手配してくれますので、より確実に配車できます。あちこちタクシーの営業所を探して電話する手間も省けますよ。
状況によってはタクシーアプリでも配車できないこともありますので、予定がわかっている場合は予め予約をしておくとよいですね。
会社により対応エリアが異なります。利用する地域でアプリが利用できるか確認のうえ、適切なアプリをダウンロードしておきましょう。