※記事内に広告を含む場合があります
※記事内に広告を含む場合があります

片栗粉の保存に適した方法とは?注意する点や収納方法も紹介

カード

片栗粉はどのように保存していますか?冷蔵庫または常温など、各家庭で保存方法が違うかもしれませんね。今回は片栗粉の保存の際に注意する点、最適な保存方法や保存容器について説明します。

片栗粉の賞味期限

片栗粉の賞味期限は未開封の状態で1年半程となっています。開封したものでは、1~2カ月程になります。しかし保存状態などによっては保存期間も変わってきますので注意が必要です。

片栗粉は湿気に弱く高温多湿になる梅雨の時期などは、特に気を付けて保存しなければなりません。片栗粉の状態を損なわないためにも、低温で湿気が少ないところで保存するようにしましょう。

片栗粉の保存時の注意点は?

片栗粉を保存する上で、気を付けるべき点について説明します。

1.粉ダニの発生

粉ダニは片栗粉だけでなく、小麦粉・乾物・パン粉などにも発生するダニです。気温25~28℃、湿度75%以上の環境で生育します。粉ダニの大きさは0.2~1mm程度と小さいので、口を輪ゴムやクリップでとめてもわずかな隙間から入ってしまいます。

加熱調理で粉ダニは死滅すると思うかもしれませんが、加熱調理してもアレルギーが起こる可能性はあります。なぜなら粉ダニの死骸やフンにもアレルギー物質は含まれているのです。

もし知らずに、粉ダニを食べてしまったらどうなるでしょうか。食べても症状が出ない人もいますが、もともとアレルギーがある人は特に注意が必要です。ひどい時は、呼吸困難やじんましんなどのアナフィラキシーショックを起こし、重傷の場合は命の危険もありますので、十分な注意が必要です。

2.カビの発生

保存状態によっては、結露を起こしカビが発生することもあります。1度冷蔵庫に入れたあと外に出すと結露が起き、カビが発生し易くなります。また粉ダニと同様、温度が高く湿気が多い場所は避けることが、カビの発生を予防するためには必要です。

片栗粉の保存方法

片栗粉は1度開封してしまうと、粉ダニやカビが発生しやすいので、保存方法には注意する必要があります。最適な保存方法や保存容器などを紹介します。

1.収納場所は冷凍庫が適している

ダニは低温な環境では育つことができません。冷蔵庫も低温な環境ですが、より効果を望むなら冷凍庫の方がおすすめです。粉が凍るのでは?と心配されるかもしれませんが、冷たくなるだけで凍ることはありません。ただし冷凍庫から外に出した時に結露が発生する可能性があります。使用する時は短時間で冷凍庫に戻すようにしましょう。

2.密閉容器に入れる

片栗粉を保存する時は密閉容器を使用しましょう。ダニやカビは湿気を好むのと、粉ものは空気に触れると酸化し劣化していくので、空気に触れずに保存できる容器が適しています。また片栗粉は臭いを吸収し易いので、他の臭いが移らないように、冷凍庫や冷蔵庫で保存する時はきちんと密閉できているか確認しましょう。

3.小分けにして保存する

冷凍庫で保存する時は、ジップロックなどの袋に小分けにすることをおすすめします。 小分けにすると、出し入れする際に空気と触れる量を減らすことができますし、使いやすくなります。

どんな容器がいいの?

密閉した容器の中でも、サイズやデザイン、また容器ごとのメリットなどは違います。保存に適していて、使いやすい容器を紹介します。

1.プラスチックの容器

出典:amazon https://www.amazon.co.jp/dp/B0723D7QZ8/?tag=iecolle_p00szpwf9d-22

プラスチックの容器は軽いので使いやすく、手軽に手に入るのでおすすめです。種類によっては計測スプーン付きの物もあるので便利ですね。いろいろありますが、サイズやデザインなど、各家庭に合わせて選んでみてください。

2.密閉できる蓋つきの容器

出典:ニトリ https://www.nitori-net.jp/ec/product/5893201s/

蓋を締めることで密閉することが可能です。片栗粉が空気に触れることもなく、ダニやカビの発生を防いでくれます。上記のサイズは300mlです。収納場所に余裕がある時はこれより大きいサイズもあります。

3.ガラスやホーローの容器

出典:amazon https://amzn.asia/d/1HnQgXO

粉ものは他の食品の臭いが移りやすいですが、ガラスやホーローの容器は冷蔵庫内の臭いが移りにくいのがメリットです。上記のようなものは使用後は分解出来て洗いやすいので、清潔に保ちやすいです。また錆びにくいステンレス素材なので、長く使うことができます。

4.ジッパー付きの袋

出典:旭化成ホームプロダクツ https://www.asahi-kasei.co.jp/saran/products/ziploc/

冷凍庫で保存する時は、ジッパー付きの食品保存袋に小分けしての保存をおすすめします。冷凍庫の場所を取らずに保存できる点は使いやすいでしょう。ダニやカビ、酸化予防のためにも空気を抜いてしっかり密閉するように口を閉じてください。

まとめ

片栗粉は未開封なら常温保存が可能です。開封後はダニやカビの発生や酸化を予防するためにも、密閉容器に入れて冷凍庫で保存するのが1番鮮度を保ってくれる方法です。安心して体にいい料理を食べるために、上記の方法での保存を取り入れてみてください。

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました