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空気清浄機の効果を最大限に引き出す掃除法とホコリ・カビ対策のポイント

カード

花粉やウィルス対策に加えてペットやタバコ臭対策の装置として活躍するのが空気清浄機ですよね。

そんな空気清浄機ですが、掃除しないで放置しておくと、逆にカビやホコリを撒き散らしてヤバいことに….

こんな悩みを解決すべく、掃除の仕方の手順や空気清浄機を清潔に保つためのポイントなどを丁寧に解説していきますので、普段から気になっている方は是非参考にしてみてください。

ホコリが蓄積したままだと故障の原因に

空気清浄機のフィルターは、空気を吸い込むので、表面には除去されたホコリが溜まりやすくなります。そのまま放置しておくと吸い込み効率が低下してしまします。

さらにそのまま使い続けると余計な力が加わって本体が加熱してしまいます。このことが故障に繋がってい行くのです。フィルターはこまめに掃除しましょう。

電気代が高騰する

フィルターにホコリが溜まり吸い込み効率が悪くなると、本体が加熱する他に余計な電力が加わることにより電気代が普段よりも余計に掛かってしまいます

フィルターのこまめな掃除により余計な電力を使わないよう心がけたいですね。

フィルターに付着したカビ、ウイルスをまき散らす…

空気清浄機は、部屋の空気を吸い込むと同時に空気中に漂うカビやウィルスも同時に吸い込みます。

それを取り除く為のフィルターには、カビやウィルスが付着しているので、そのまま放置していると、フイルターに溜まったカビやウィルスは、空気清浄機から空気中にまき散らしてしまうことになります。

そんなことにならないよう、フィルターは定期的に掃除しましょう。

空気清浄機のカビでどんな健康上の被害がある?

空気清浄機のカビによって健康上の被害が考えられます。

1. アレルギー症状

カビはアレルギー反応を引き起こす可能性があります。カビの胞子やカビの成長物質が空気中に放出され、それに暴露することで鼻づまり、くしゃみ、咳、目のかゆみなどのアレルギー症状を引き起こすことがあります。

2. 呼吸器疾患の悪化

部屋の中のカビに暴露することで、既に呼吸器疾患を持っている人(例:喘息や慢性気管支炎)の症状が悪化する可能性があります。カビの胞子が呼吸器に入り込み、炎症や感染を引き起こすことがあります。

その場合、部屋の換気をしたり、外の空気を吸うことで喘息の症状が和らぐことがあります。

3. 毒素の暴露

カビの種類にマイコトキシンと呼ばれる毒素があります。これらの毒素には、神経毒性や免疫抑制作用がある場合があり、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

空気清浄機のカビは特に高湿度の環境下で繁殖しやすく、定期的な清掃やメンテナンスが重要です。また、カビの発生を予防するためには、室内の湿度管理や換気などの対策も重要です。

空気清浄機の掃除方法【全手順】

空気清浄機の掃除方法について、シャープ加湿空気清浄機<KC-E50>を例に取り、説明していきます。

参照:取扱説明書シャープ加湿空気清浄機KC-E50

最初に電源を切り電源コードを抜く

電源コードは関電やショート防止、さらになんらかの原因で電源が入ってしまわないように予め切っておきましょう。

本体を拭く

先ずは本体を拭きますが、全体の汚れの程度に応じて軽く濡れたタオルで拭くか、汚れがひどい場合には中性洗剤などを用いて拭いてください。

集塵・脱臭フィルターやパネルを外し、ホコリを吸い取る

集塵・脱臭フィルターには埃が溜まっている可能性がありますので、パネルを外して掃除機の網戸用のノズルなどを用いながらホコリをきれいに吸い取りましょう。

長期間掃除をしていない場合などは、フィルターの奥が汚れている可能性がありますので、取扱い説明書に従いながら丁寧に外して掃除していきましょう。

センサー部分の汚れを拭く

本体にハウスダスト用センサーが付いている機種に限っては、取扱い説明書に従いながらレンズ部分を掃除機などで吸い取っておきましょう。

給水タンクの掃除

給水タンクの掃除を始める前に用意しておきたい物があります。

  • ゴム手袋
  • マスクやゴーグル(塩素系洗剤使用の場合)
  • クエン酸
  • 歯ブラシ
  • スポンジ

<手順>

  1. 本体から給水タンクを外す
  2. フタを開けてタンク内をスポンジで掃除する
  3. タンク内に水垢があってでヌメリがある場合は、クエン酸とぬるま湯を配合してスポンジで掃除する。(めやす:水orぬるま湯3Lでクエン酸20g)
  4. タンクのフタにカビがある場合は、歯ブラシでこする

トレイ、フィルター、パネルは水洗い

一般的にトレイ・フィルター・パネルなどに関しては掃除機で吸い取った後に水洗いすると良いでしょう。

水洗いが可能かどうかは、取扱い説明書で確認するようにしましょう。

 

 

ここでちょっとしたヒントです。

パネルに空気中のホコリやゴミが真っ黒になって付着した場合には、市販のアルカリ電解水を使うと良いでしょう。

ホコリはもちろん、油汚れなんかもきれいに落とすことができます。

掃除する時にはゴム手袋と歯ブラシを使うと効果的に汚れが落ちますよ。

トレイやフィルター、パネルなどを乾燥

トレイ・フィルター・パネルの掃除が一通り終わったら、軽く乾燥した布などで拭いた後は、直射日光が当たらない風通しの良い場所で乾燥させましょう。

加湿フィルターに関しては、そのまま使う状態でも大丈夫ですが、湿気てしまうとカビの原因にもなりますので、注意が必要です。

空気清浄機の内部を拭き掃除

すでに取り出した吸水タンクなどが収納されていた内部は、乾いたタオルなどで丁寧に掃除していきます。

細かな箇所は、綿棒などを用いると、更にきれいになりますよ。

加湿フィルターのヌメリ、臭い対策

ある程度長い期間使用していると、加湿フィルターやトレイ部分にはヌメリが発生します。

ヌメリには多くの雑菌が含まれていますので不衛生です。

その場合は本体から取り出した後でアルカリ電解水をスプレーしながら歯ブラシや綿棒で丁寧に掃除しましょう。

汚れがひどい場合には、アルカリ電解水をたっぷりスプレーした後しばらく漬け置きするときれいに汚れが落ちます。

空気清浄機の掃除頻度は?

空気清浄機を掃除する頻度については、次の3つの目安を参考にしてください。

  1. 外側の頻度(2週間に一度)
  2. 内部の頻度(月一度)
  3. フィルター交換の頻度(おおよそ10年に一度)

空浮清浄機の外側には、目視できる範囲でホコリやベタつきなどの黄ばみが付きやすいので、掃除機をかけるついでに1の頻度を目安に掃除しておきましょう。

2については、メーカーが推奨するように月一度のペースで、内部の油汚れなどを中性洗剤で掃除するとよいでしょう。

フィルター交換は10年に1度が目安

10年に一度の交換については、メーカーが推奨する目安となっていますが、使用環境によってはそのサイクルがより短くなる場合も想定されます。

交換時期を察知する方法として、空気清浄機から流れてくる臭い排気の色の異変が挙げられます。

そんな時は迷わず交換することをおすすめします。

空気清浄機を清潔に保つポイント4選

この章では、空気清浄機を清潔に保つためのポイント4つを解説します。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

  1. 使い捨てフィルターを使うとホコリ掃除がラク
  2. 部屋を清潔にしておく
  3. 給水タンクの水は毎日入れ替える
  4. 加湿機能を使わないときは水を捨てる

 

使い捨てフィルターでホコリ掃除がラクになる

市販の使い捨てフィルターの多くは、フィルターパネルの上から貼るタイプになっています。

これを貼っておけば汚れが目立った段階を目安に使い捨てができるので便利でラクです。

部屋を清潔にしておく

きれいな部屋にしておくことで、循環する空気が清潔に保てます。喫煙などで部屋にヤニが溜まってしまうと、空気清浄機にも影響がありますので、掃除の頻度が増えてしまいます。

天気のいい日には窓を開けて換気するのもいいでしょう。

部屋にはエアコンがある場合がほとんどでしょうから、部屋をきれいにすることでエアコンにも同じような影響があります。同時にエアコン自体のこまめな掃除も心がけましょう。

給水タンクの水を毎日替える

加湿器付きの空気清浄機に限っては、使用時期にもよりますが、使う時には毎日の給水を心がけましょう。

ここで注意すべきことは、一見清潔そうに見えるミネラルウォーターを給水に使うことは避けましょう。なぜならミネラルウォーターには水道水のように塩素が入っておらず、雑菌が繁殖しやすいからです。

加湿タンクの水は捨てる

加湿機能を使わない季節には給水タンクに水を入れる必要がないですよね。

それにもかかわらず水を入れたままにしておくと、雑菌が溜まりやすく放置しておくことがカビ発生の原因になってしまいます。

使わない時は水を捨てて、加湿器内を乾いた状態にしておくことが大切です。

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