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サウナと岩盤浴行くならどっち?双方の効果の違い、メリットとデメリットはある?

体を温めることにより健康効果が期待できる温浴方法に、サウナと岩盤浴があります。近年はサウナブームといわれる一方、岩盤浴のできる施設も増えてきています。

本記事では、似ているようで実は違うそれぞれの特徴を解説します。メリットとデメリットを理解して、自分に向いている温浴方法を選んでくださいね。

そもそも岩盤浴とは?

玉川温泉

岩盤浴」とは、温水や電熱で温められた岩盤に寝ころび体を温める温浴方法をいいます。岩盤から放射される遠赤外線マイナスイオンの働きでじっくりと体の内側から温めます。天然の浴場では秋田県の玉川温泉が元祖とされています。

岩盤に使用される鉱石は施設により異なり、期待される効果が異なることも岩盤浴の特徴です。

  • 健康増進にはトルマリン鉱石
  • 新陳代謝の活性化、肩こりにはブラックゲルマニウム

など、自分に適した施設を選ぶ楽しみもあります。

サウナと岩盤浴はこんなに違う

サウナと岩盤浴はどちらも発汗を促しますが、体の温め方や汗の種類などに様々な違いがあります。主な特徴の違いは以下のとおりです。

 

基本的な違いを理解しましょう

  サウナ 岩盤浴
室温 80℃~90℃ 45℃
温め方 体の表面から 体の内側から
入浴方法 高温の室内に入る 温められた岩盤に横たわる
汗腺からベトベト 皮脂腺からサラサラ

サウナと岩盤浴の違い

サウナと岩盤浴の大きく違う点を、もう少し詳しくみてみましょう。

①入浴方法が違う

サウナは、裸またはタオル着用ではいります。途中、水風呂に入ったり、水シャワーを浴びたりします。

〈サウナの一般的な入り方〉

サウナ→水風呂→外気浴→休憩(水分補給)を数回繰り返す

岩盤浴岩盤浴着ではいります。そのため男女共用の施設があるのも魅力のひとつです。

〈岩盤浴の一般的な入り方〉

うつぶせ→仰向け→休憩(水分補給)を数回繰り返す

②かく汗の質が違う

サウナと岩盤浴の大きな違いは室温です。温度や温め方により、かく汗の種類が異なります

サウナの汗のかき方

  • 室温が80℃~90℃
  • 高温により体の表面から温める
  • 血管が膨張し急激に大量の汗をかく
  • 汗とともに毛穴の汚れ、角質などが「汗腺」から出る
  • ベトベトした汗

岩盤浴の汗のかき方

  • 室温は約45℃
  • ゆっくりと体の内側から温める
  • 汗とともに「皮脂腺」から体の老廃物を出す
  • サラサラした汗

③効果が違う

発汗により期待できる体への効果も、サウナと岩盤浴では違います。

サウナは血管を急激に拡張・収縮させることにより、自律神経がととのいます

サウナで期待できる効果

  • ストレス解消
  • 脳や体の疲労回復
  • 睡眠改善

岩盤浴は、体を内側から温めることにより内蔵の働きを向上させます

岩盤浴で期待できる効果

  • 新陳代謝の活性化
  • 冷え性改善
  • 美肌効果

サウナのメリット・デメリット

サウナの主なメリットとデメリットをまとめます。

サウナのメリット

  • 自律神経のバランスがととのう
  • 汚れや角質を汗と一緒に排出できる
  • 新陳代謝がよくなり、免疫がつきやすくなる
  • 血行がよくなり、体のコリをほぐしてくれる
  • 水風呂、外気浴の組み合わせで爽快感が味わえ、リラックス効果が期待できる
  • 脳疲労がとれ、頭がすっきりする
  • 適度に疲労することにより睡眠の質があがり、疲労回復しやすい
  • 美容・美肌効果が期待できる
  • 岩盤浴に比べ、費用が安い
 

「ととのう」感覚がいいんだよね

サウナのデメリット

  • 室内が高温であるため、体に負担がかかる
  • 血圧が急上昇、急下降する
  • カップルで利用できない施設が多い
  • 寝転がることができない
  • 髪や頭皮がダメージを受けることがある
  • 脱水で血栓が起こりやすいため、妊娠中や心疾患などのある人は避けた方がよい

岩盤浴のメリット・デメリット

岩盤浴の主なメリットとデメリットをまとめます。

岩盤浴のメリット

  • 体を内側から温められ、内臓の機能を高められる。
  • 新陳代謝がよくなり、免疫がつきやすくなる
  • 皮脂腺から老廃物や毒素が排出される
  • 美肌効果・保湿効果がある
  • 体質が改善し、ダイエットにつながる
  • サウナより低温なので体に負担をかけない
  • 横になるのでリラックスすることができる
  • カップルで利用できる施設がある
 

体質改善できるのがうれしい!

岩盤浴のデメリット

  • サウナに比べ費用が高い
  • サウナに比べ施設が少ない
  • 効果を実感しにくい
  • サウナに比べ、爽快感が少ない
  • ダイエット効果を感じるのに時間がかかる
  • 清掃がしにくく、寝転がるため衛生面が気になる
  • 妊娠中や心疾患などがある人は利用できない施設が多い

サウナと岩盤浴、あなたはどちらに行く?

ここまで見てくると、サウナと岩盤浴では入り方や効果がかなり異なることがわかります。どちらが優れているということはありません。ご自身の体や目的に合った方を選ぶのがよいですね。

 

すっきりしたいから、絶対サウナだな

 

じっくり温まりたいから、岩盤浴かな

施設数でいえばサウナが利用しやすいですが、パートナーと一緒に入りたい方には岩盤浴に軍配があがります。それぞれの特徴を理解して、楽しく健康になっていきましょう。

まとめ

以上、サウナと岩盤浴の違いを解説しました。

どちらも避けた方がよい体質の方がいますので、必要に応じて医師に相談しましょう。また脱水症状を起こしやすいので、水分補給は十分にするようにしましょう。無理をせず、自分にあったペースで楽しめるとよいですね。

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