珪藻土バスマットは、その優れた吸水性と速乾性から、近年人気が高まっています。しかし、使い方を誤ると、カビや臭いの原因となるなど、不衛生になる可能性があります。
ここでは、実際に珪藻土バスマットを使用していて、不衛生な状態を経験した私の体験談をご紹介します。
珪藻土バスマットにカビが発生した!
初めて珪藻土バスマットを使った当時は、その快適さに感動しました。しかし、数ヶ月経った頃、バスマットの裏面に黒いカビが発生しているのを見つけました。
ほんとにびっくりしました。当時は、毎日天日干ししていたにもかかわらずでした。
当時は梅雨時期で、浴室内の湿度が高かったことも原因の一つだと思います。
珪藻土バスマットが臭い、、
カビが発生した後、バスマットからは酸っぱいような臭いが漂うようになりました。足の裏が臭くなる原因にもなり、非常に不快でした。
ではどうするか?
カビの原因を調べたところ、珪藻土バスマットは 水分を吸収して乾燥させる ことによって、カビの繁殖を抑えていることが分かりました。しかし、 完全に乾燥しきらず に放置していたことが、カビ発生の原因だったようです。
予防編
とにかくバスマットを乾燥させる
バスマットを使用した後は、風通しの良い場所でしっかりと乾燥させます。私のように毎日干すのがめんどくさい人もいるでしょう。毎日干す必要なんて全然ないですよ。湿度が高くない季節なら、週に1回くらいでもいいです。
梅雨時などは週に2、3回風通しがあるところで干してあげるとずいぶんカビは生えづらくなると思います。
私の場合、珪藻土バスマットをベランダに持っていくのさえめんどくさく、廊下などに置いて窓を開けてれば風が通るので、そういったところに立て掛けてますよ。
浴室乾燥の時に一緒にバスマットも入れる
ご自宅に浴室乾燥機能がある場合に限られますが、私の家では雨が降ったり花粉の時期などはいつも浴室乾燥で洗濯物乾かしてます。
浴室乾燥も天日干しと同じくらいの乾燥強度があるので、洗濯物を干す時に一緒に珪藻土バスマットも浴室の中に放り込んでしまえばいいのです。
これらの対策を実施した結果、カビや臭いの発生を抑えることができました。
カビ生えた珪藻土バスマットの対処法
既にカビが生えてしまった珪藻土バスマットに対しては、私は以下の手順を踏んでます。
- カビ取り
- 徹底的に乾燥させる
まずカビキラーで表面のカビ取りをします。カビキラーがなければクレンザーでも構いません。
クレンザーがなければヤスリでもいいと思います。ただヤスリだと表面にしか効力が及ばないので、できればカビキラーで珪藻土バスマットの内部まで侵食させてカビを取っておきたいところです。
その上で風通しの良い場所に立て掛けて干すのが1番!
天日干しでもいいですが、長時間の天日干しは、品質劣化する原因にもなりうるので、日陰で長時間食べかけておくだけでも全然違いますよ。
ここで最大のポイントが徹底的に乾燥させるっていうこと。
1日天日で干してればいいでしょう?と思うかもしれません。
もしかしたらそれでも充分かもしれません。ただ珪藻土バスマットの厚さにもよりますが、中心部までしっかり水分が飛んでいるかは購入の重さと今の重さを比較するなどしない限り、なかなか判断がつきません。
であれば2日、3日と徹底的に干してあげましょうね。それならより安心に使えますよね。
不衛生な珪藻土バスマットからの教訓
珪藻土バスマットは、正しく使えば非常に快適なバスマットです。しかし、使い方を誤ると、カビや臭いの原因となるなど、不衛生です。
珪藻土バスマットは、カビが生えにくい素材と言われています。しかし、どんな素材でも、使い方を誤ればカビは発生します。珪藻土バスマットを衛生的に使用するためには、正しい使用方法を守ることが大切です。
また、カビが発生してしまった場合は、早めに対処することが重要です。カビは放置すると繁殖し、健康被害を引き起こす可能性もあります。