皆さんは、スナック菓子「カール」が好きですか?サクサクとした食感と、濃厚なチーズの風味が人気のスナックですが、実は販売エリアが西日本に限定されているのをご存知でしょうか。
関東在住の方の中には、「カールって、関東では買えないの?」「なぜ関東にはないんだろう?」と疑問に思う方も多いでしょう。
そこで今回は、カールの販売エリアについて、その理由や境界線を解説していきます。
カール販売地域
都道府県 |
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スナック菓子「カール」は1968年に登場
スナック菓子「カール」は、1968年7月25日に明治製菓から発売された、トウモロコシを原料としたノンフライスナック菓子です。サクサクとした食感と、濃厚なチーズの風味が特徴で、発売以来、多くの人に愛されています。
カールの誕生は、ポップコーンから着想を得たものでした。当時、日本にはスナック菓子という概念がほとんどなく、明治製菓は、ポップコーンのような軽い食感のスナック菓子を開発しようと考えました。
開発には、当時明治製菓に勤めていた中山千夏氏が中心となり、試行錯誤を重ねた末、現在のカールのような形状と食感にたどり着きました。
カールの発売は、当時のスナック菓子市場に大きな衝撃を与えました。それまでのスナック菓子は、主に揚げ物が中心でしたが、カールはノンフライで、しかもチーズの風味が濃厚なことから、多くの人に受け入れられました。
カールの発売後、明治製菓は、チーズ味のほかにも、うすあじ、カレー味、たらこ味など、さまざまなフレーバーを発売しました。また、1980年代には、カールの形状をより細くした「カール ほっそり」を発売し、新たなヒット商品となりました。
カールは、発売から50年以上経った現在も、多くの人に愛されているロングセラー商品です。その人気の秘訣は、サクサクとした食感と、濃厚なチーズの風味にあると言えるでしょう。
2017年にカールの全国販売が終了。理由は販売低迷
968年に発売されて以来、多くの人に愛されてきたスナック菓子「カール」は、2017年5月をもって全国販売を終了しました。その理由は、販売低迷による収益性の悪化でした。
カールの販売低迷の原因としては、以下の点が挙げられます。
- 競合商品の台頭:1990年代以降、ポテトチップスなどの揚げ物スナック菓子の人気が高まり、カールのシェアは徐々に減少していきました。
- 生活様式の変化:近年、健康志向が高まり、揚げ物スナック菓子の摂取量が減少していることも、カールの販売低迷に影響を与えたと考えられます。
また、カールは、全国販売を開始した当初は、西日本を中心に販売されていましたが、2000年代以降は、全国で販売エリアを拡大してきました。しかし、全国販売を拡大したことで、販売コストが増加し、収益性の悪化を招いたとも考えられます。
カールの全国販売終了は、多くのファンを失望させました。しかし、明治製菓は、西日本地域での販売を継続し、カールのブランド価値を維持していく方針を発表しています。
カールの販売エリアと境界線を地図で確認
カールの販売エリアは、京都府から沖縄県までの広い範囲にわたります。その境界線は、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県の県境です。つまり、この県境より東側はカールの販売エリア外となり、中部・北陸・東北・北海道などでは販売されていません。
カールが西日本に限定された理由は、生産や物流に関するコストを抑えるためです。カールは、グループ会社の四国明治で生産されています。そのため、関西地域以西に販売することで、生産と物流のコストが削減され、収益性が確保できると判断したのです。