初めての一人暮らし、楽しみですよね。でも、限られた予算のなかでの準備には、不安も多いことでしょう。
本記事では、最低限揃えておきたい物や、初期費用を安くする方法、注意点など一人暮らしに役に立つ情報をまとめてあります。ぜひ参考にしてくださいね。
一人暮らし必要な物リスト
新生活を始めるにあたり、用意しておきたい物リストは以下のとおりです。
以下、それぞれの項目ごとに説明していきますね。
家電
家電で揃えておくとよいものは以下のとおりです。ライフスタイルに応じて、必要な機能の家電を選びましょう。
- 自炊をしない場合/150L前後
- 自炊する場合/150~250L
- 温め機能だけの単機能電子レンジ
- オーブン機能がついたオーブンレンジ
家具
寝具とカーテンは、部屋が決まったら早めに準備しましょう。
- 敷き布団
- ベッド、マットレス
- 枕、枕カバー
- シーツ
- かけ布団、かけ布団カバー
キッチン用品
キッチン用品は自炊をするかにより、揃える物が変わってきます。
- 茶碗、汁椀
- 平皿
- マグカップ
- はし、スプーン、フォーク など
- まな板
- やかん(電気ケトル)
- フライパン
- 鍋
- 包丁(キッチンばさみ)
- お玉、菜ばし
- 計量カップ
- ボウル、ザル など
- 水切りかご
- 食器用洗剤
- スポンジ
- ふきん(キッチンペーパー) など
バス・トイレ用品
洗濯用品
洗濯物の干し場所は、内覧の時にチェックしましょう。女性で外に洗濯物を干したくない方は、コンパクトに収納できる物干しスタンドや、洗濯ロープなどが便利です。
- 洗濯用洗剤、柔軟剤、洗濯ネット など
掃除用品
快適な一人暮らしのためには、部屋を清潔に保つのも大切です。
その他
その他、ないと困る物をまとめます。
- ドライバー
- はさみ、カッター など
その他必要なもの(男女別)
上記以外に、男女別に用意しておきたい物です。
- 髭剃り・シェーバー
- 消臭グッズ
- シューケア用品 など
- 化粧品・メイク落とし
- 生理用品
- 防犯対策グッズ
- ドライヤー・ヘアアイロン など
引っ越し後、後から揃えたいもの
なくても生活が始められるものは、必要性を感じたら徐々に揃えていきましょう。
- テレビ・テレビ台
- ソファ
- 収納用品
- カーペット、ラグ
- 掃除機
- 自転車
- 防災グッズ
- 害虫駆除剤 など
引越し当日に必要な物
引越し当日は、なにかとバタバタしてしまうものです。当日必要なものはまとめて段ボールに入れ、わかりやすくしておきましょう。
電気やガス、引越し業者などから頻繫に連絡が入ったりしますので、モバイルバッテリーも準備しておきましょう。
- 新居の鍵
- 手続き書類
- 印鑑・身分証明書
- 筆記用具
- 充電器、モバイルバッテリー など
- トイレットペーパー
- 荷ほどき用はさみ、カッター、ガムテープ、ドライバー
- 掃除用品
- 洗面用品
- タオル
- 着替え
- 冷暖房器具
- 着替え
- カーテン
- 寝具 など
物を増やす際の注意点
上記のリストを参考に、自分に最低限必要なものを揃えるようにしましょう。想定以上の出費となってしまうことがありますので、予め予算を決めておくとよいですね。
また大型の家具や家電は、生活スタイルによっては邪魔になってしまうこともあります。新生活を始めてから徐々に買い足していくのがおすすめです。
大学生は、卒業後に引越す可能性が高いので、なるべく少ない物で生活するとよいでしょう。
家具、家電はなるべく実店舗で
ネットで購入するのも便利ですが、初めて一人暮らしをする方は、実店舗で説明を受けて買うのがおすすめです。店の人の意見を参考にして選びましょう。
また家具や家電は、配送日を同じ日に設定すると設置が楽です。
一人暮らしの初期費用目安
一人暮らしに必要な物には、20万円前後かかるといわれています。その他
- 敷金・礼金
- 仲介手数料
- 前家賃、日割り家賃
- 火災保険料
- 引越し費用
- クリーニング代、鍵交換費用
など、総額にすると家賃の4~6カ月分程度かかることが多いようです。
一人暮らしの初期費用を抑えるには
初期費用を安く抑える方法をご紹介します。
- 必要最低限のもので生活を始める
- 家具家電つきの物件を選ぶ
- 実家から使える物は持って行く
- 友人や先輩から譲ってもらう
- 日用品を100均で揃える
- アウトレット、リサイクルショップやフリマアプリを利用する
- 家電や家具をまとめて購入する
- レンタルサービスを利用する
- トランクルームを利用する
- 繁忙期の引越しを避ける
- 火災保険の保険料を抑える
いくつか解説していきますね。
家具家電付きの物件を選ぶ
家具家電付きの物件は、初期費用を大幅に抑えることができます。また退去時に処分する手間や費用もかかりません。余計なものを買ってしまわないよう、何がついているのか契約の際によく確認するようにしましょう。
便利である反面、以下のようなデメリットもありますので、参考にしてください。
- 部屋のレイアウトが制限されてしまうことがある
- 最新の家電を期待するのは難しい
- 必要のない家具や家電でも、撤去することができない
- 家賃が高め
アウトレットや中古品の利用
アウトレットでは、型落ち商品や展示品などが低価格で購入できます。
また中古品は、安く手に入れることができます。新品へのこだわりがなければ、リサイクルショップやフリマアプリで探してみましょう。クリーニング・点検済みの保障がついているものが安心です。
家電や家具をまとめて購入する
家電量販店などでは、「新生活応援キャンペーン」などで、家電や家具がお得なセット価格で販売されていることがあります。必要な物が一度で揃い、デザインが統一されているメリットもあります。
レンタルサービスを利用する
家具や家電のレンタルサービスを利用するのもおすすめです。単品やセットプランなど、様々なレンタルサービスがあります。
自分で買うよりもグレードの高い家具を利用できるメリットも。退去時に処分する費用も、節約できます。
上記以外にも、色々なサービスがあります。購入した場合の金額と比較して、お得なサービスを利用しましょう。
トランクルームを利用する
手頃な家賃でも収納が少ない場合は、トランクルームを利用する方法もあります。
トランクルームの保管費用はかかりますが、その分家賃が抑えられるのであれば検討する価値があるでしょう。
繁忙期の引越しを避ける
引越しの時期を変更するのはなかなか難しいとは思いますが、繁忙期である2~4月は、引越し費用が高騰します。
相見積もりを取るにしても、依頼できる引越し業者が少なければ、比較検討も難しくなります。
なるべく余裕を持って、引越し計画をたてましょう。
火災保険の保険料を抑える
火災保険は、物件を借りる時に不動産会社から紹介されることが多いですが、自分で火災保険を選ぶことができます。
安いプランにすれば、保険料を安く抑えることが可能です。ネット保険は見積もりが簡単にとれます。各社様々なプランが設定されていて、補償される範囲も異なります。必要な補償を見極めたうえで、保険料の安いプランを選びましょう。
複数社に見積もりをとり、比較検討するとよいです。また、不動産会社から提案される火災保険の補償内容や保険料も、よく確認しておきましょう。
賃貸物件では、
- 家財保険
- 借家人賠償責任保険
- 個人賠償責任保険
がついている保険を選ぶのがポイントです。
退去する際には、火災保険の解約も忘れないようにしましょう。
一人暮らしの物件内覧や入居時のポイント
内覧や入居時に抑えておきたいポイントをまとめます。
部屋の採寸
内覧の際には、必ずメジャーと筆記用具をもっていき、必要なサイズを測りましょう。せっかく購入した家具家電が搬入できなかったり、大きすぎたりすることがあります。
- 玄関扉の大きさ
- 廊下の幅
- 部屋のドアの大きさ
- 窓の大きさ
- ガス台の大きさ(ガスコンロの設置が必要な場合)
- クローゼットのサイズ
- リビングの広さ
- 冷蔵庫スペース
- 洗濯機の防水パンの大きさ、水道栓の場所
- 共有部分(エレベーター、階段、廊下の幅)
必ず入居時チェックを
退去時に、原状回復をめぐりトラブルとなる場合があります。入居時チェックはしっかりと行いましょう。新居の鍵をもらった時点でチェックをしておくと、引越し当日が楽になります。不具合等があれば、家具を置く前に必ず写真を撮っておくことが大切です。
また、設備が古かったり、不具合がある場合は大家さんに連絡し、交換や修理をしてもらえるように交渉してみましょう。
- 壁や床
- 水回りのカビ
- エアコンや給湯器などの設備
- 水もれ有無
- ドアの開閉
- 窓の開閉 など
一人暮らしで注意したいトラブル
国民生活センターでは、初めて一人暮らしをする際によくある5大消費者トラブルを紹介し、注意喚起しています。以下のことに十分注意し、困ったことがあったら最寄りの消費生活センターなどに相談しましょう。
- 退去時の原状回復などのトラブル
- 引越しや不用品回収などのトラブル
- 新生活を狙った訪問販売トラブル
- 新生活を狙った儲け話トラブル
- スマホやネット回線などの通信契約トラブル
詳しい内容は、国民生活センター公式サイトを確認ください。
相談窓口/消費者ホットライン188(いやや)
局番なしで電話すると、近くの消費生活相談窓口につながります。
まとめ
一人暮らしに必要なものを中心に解説しました。リストを参考に、優先順位の高いものから準備しましょう。
一人暮らしは、すべてのことを自分でやらなければならないので大変ですが、生活スキルを身につけるチャンスでもあります。一度身についた生活スキルは一生モノの財産になりますよ。
少しずつ、居心地よく住まいを整えていってくださいね。
洗濯用品
洗濯物の干し場所は、内覧の時にチェックしましょう。女性で外に洗濯物を干したくない方は、コンパクトに収納できる物干しスタンドや、洗濯ロープなどが便利です。
- 洗濯用洗剤、柔軟剤、洗濯ネット など
掃除用品
快適な一人暮らしのためには、部屋を清潔に保つのも大切です。
その他
その他、ないと困る物をまとめます。
- ドライバー
- はさみ、カッター など
その他必要なもの(男女別)
上記以外に、男女別に用意しておきたい物です。
- 髭剃り・シェーバー
- 消臭グッズ
- シューケア用品 など
- 化粧品・メイク落とし
- 生理用品
- 防犯対策グッズ
- ドライヤー・ヘアアイロン など
引っ越し後、後から揃えたいもの
なくても生活が始められるものは、必要性を感じたら徐々に揃えていきましょう。
- テレビ・テレビ台
- ソファ
- 収納用品
- カーペット、ラグ
- 掃除機
- 自転車
- 防災グッズ
- 害虫駆除剤 など
引越し当日に必要な物
引越し当日は、なにかとバタバタしてしまうものです。当日必要なものはまとめて段ボールに入れ、わかりやすくしておきましょう。
電気やガス、引越し業者などから頻繫に連絡が入ったりしますので、モバイルバッテリーも準備しておきましょう。
- 新居の鍵
- 手続き書類
- 印鑑・身分証明書
- 筆記用具
- 充電器、モバイルバッテリー など
- トイレットペーパー
- 荷ほどき用はさみ、カッター、ガムテープ、ドライバー
- 掃除用品
- 洗面用品
- タオル
- 着替え
- 冷暖房器具
- 着替え
- カーテン
- 寝具 など
物を増やす際の注意点
上記のリストを参考に、自分に最低限必要なものを揃えるようにしましょう。想定以上の出費となってしまうことがありますので、予め予算を決めておくとよいですね。
また大型の家具や家電は、生活スタイルによっては邪魔になってしまうこともあります。新生活を始めてから徐々に買い足していくのがおすすめです。
大学生は、卒業後に引越す可能性が高いので、なるべく少ない物で生活するとよいでしょう。
家具、家電はなるべく実店舗で
ネットで購入するのも便利ですが、初めて一人暮らしをする方は、実店舗で説明を受けて買うのがおすすめです。店の人の意見を参考にして選びましょう。
また家具や家電は、配送日を同じ日に設定すると設置が楽です。
一人暮らしの初期費用目安
一人暮らしに必要な物には、20万円前後かかるといわれています。その他
- 敷金・礼金
- 仲介手数料
- 前家賃、日割り家賃
- 火災保険料
- 引越し費用
- クリーニング代、鍵交換費用
など、総額にすると家賃の4~6カ月分程度かかることが多いようです。
一人暮らしの初期費用を抑えるには
初期費用を安く抑える方法をご紹介します。
- 必要最低限のもので生活を始める
- 家具家電つきの物件を選ぶ
- 実家から使える物は持って行く
- 友人や先輩から譲ってもらう
- 日用品を100均で揃える
- アウトレット、リサイクルショップやフリマアプリを利用する
- 家電や家具をまとめて購入する
- レンタルサービスを利用する
- トランクルームを利用する
- 繁忙期の引越しを避ける
- 火災保険の保険料を抑える
いくつか解説していきますね。
家具家電付きの物件を選ぶ
家具家電付きの物件は、初期費用を大幅に抑えることができます。また退去時に処分する手間や費用もかかりません。余計なものを買ってしまわないよう、何がついているのか契約の際によく確認するようにしましょう。
便利である反面、以下のようなデメリットもありますので、参考にしてください。
- 部屋のレイアウトが制限されてしまうことがある
- 最新の家電を期待するのは難しい
- 必要のない家具や家電でも、撤去することができない
- 家賃が高め
アウトレットや中古品の利用
アウトレットでは、型落ち商品や展示品などが低価格で購入できます。
また中古品は、安く手に入れることができます。新品へのこだわりがなければ、リサイクルショップやフリマアプリで探してみましょう。クリーニング・点検済みの保障がついているものが安心です。
家電や家具をまとめて購入する
家電量販店などでは、「新生活応援キャンペーン」などで、家電や家具がお得なセット価格で販売されていることがあります。必要な物が一度で揃い、デザインが統一されているメリットもあります。
レンタルサービスを利用する
家具や家電のレンタルサービスを利用するのもおすすめです。単品やセットプランなど、様々なレンタルサービスがあります。
自分で買うよりもグレードの高い家具を利用できるメリットも。退去時に処分する費用も、節約できます。
上記以外にも、色々なサービスがあります。購入した場合の金額と比較して、お得なサービスを利用しましょう。
トランクルームを利用する
手頃な家賃でも収納が少ない場合は、トランクルームを利用する方法もあります。
トランクルームの保管費用はかかりますが、その分家賃が抑えられるのであれば検討する価値があるでしょう。
繁忙期の引越しを避ける
引越しの時期を変更するのはなかなか難しいとは思いますが、繁忙期である2~4月は、引越し費用が高騰します。
相見積もりを取るにしても、依頼できる引越し業者が少なければ、比較検討も難しくなります。
なるべく余裕を持って、引越し計画をたてましょう。
火災保険の保険料を抑える
火災保険は、物件を借りる時に不動産会社から紹介されることが多いですが、自分で火災保険を選ぶことができます。
安いプランにすれば、保険料を安く抑えることが可能です。ネット保険は見積もりが簡単にとれます。各社様々なプランが設定されていて、補償される範囲も異なります。必要な補償を見極めたうえで、保険料の安いプランを選びましょう。
複数社に見積もりをとり、比較検討するとよいです。また、不動産会社から提案される火災保険の補償内容や保険料も、よく確認しておきましょう。
賃貸物件では、
- 家財保険
- 借家人賠償責任保険
- 個人賠償責任保険
がついている保険を選ぶのがポイントです。
退去する際には、火災保険の解約も忘れないようにしましょう。
一人暮らしの物件内覧や入居時のポイント
内覧や入居時に抑えておきたいポイントをまとめます。
部屋の採寸
内覧の際には、必ずメジャーと筆記用具をもっていき、必要なサイズを測りましょう。せっかく購入した家具家電が搬入できなかったり、大きすぎたりすることがあります。
- 玄関扉の大きさ
- 廊下の幅
- 部屋のドアの大きさ
- 窓の大きさ
- ガス台の大きさ(ガスコンロの設置が必要な場合)
- クローゼットのサイズ
- リビングの広さ
- 冷蔵庫スペース
- 洗濯機の防水パンの大きさ、水道栓の場所
- 共有部分(エレベーター、階段、廊下の幅)
必ず入居時チェックを
退去時に、原状回復をめぐりトラブルとなる場合があります。入居時チェックはしっかりと行いましょう。新居の鍵をもらった時点でチェックをしておくと、引越し当日が楽になります。不具合等があれば、家具を置く前に必ず写真を撮っておくことが大切です。
また、設備が古かったり、不具合がある場合は大家さんに連絡し、交換や修理をしてもらえるように交渉してみましょう。
- 壁や床
- 水回りのカビ
- エアコンや給湯器などの設備
- 水もれ有無
- ドアの開閉
- 窓の開閉 など
一人暮らしで注意したいトラブル
国民生活センターでは、初めて一人暮らしをする際によくある5大消費者トラブルを紹介し、注意喚起しています。以下のことに十分注意し、困ったことがあったら最寄りの消費生活センターなどに相談しましょう。
- 退去時の原状回復などのトラブル
- 引越しや不用品回収などのトラブル
- 新生活を狙った訪問販売トラブル
- 新生活を狙った儲け話トラブル
- スマホやネット回線などの通信契約トラブル
詳しい内容は、国民生活センター公式サイトを確認ください。
相談窓口/消費者ホットライン188(いやや)
局番なしで電話すると、近くの消費生活相談窓口につながります。
まとめ
一人暮らしに必要なものを中心に解説しました。リストを参考に、優先順位の高いものから準備しましょう。
一人暮らしは、すべてのことを自分でやらなければならないので大変ですが、生活スキルを身につけるチャンスでもあります。一度身についた生活スキルは一生モノの財産になりますよ。
少しずつ、居心地よく住まいを整えていってくださいね。