日常生活を送っていると【18歳以下】【3人未満】【120㎝以下】など目にすることありませんか。
私もレストランに行くと【3人以上の利用はご遠慮くださいませ】の張り紙を見ると、
3人での食事はいいの?
それとも4人?
迷ってしまうことがありますよね。
この記事では、【未満】【以上】【以下】について図を使って簡単にわかりやすく解説していきます。
未満・以下・以上の意味
未満とは
対象になる数字を含まない、小さい・少ない数
例えば、3人未満であれば2人まででは、【3】は含みません。
5歳未満であれば0歳~4歳までで【5】は含みません。
120㎝未満であれば、0㎝~119㎝までで【120】は含みません。
対象の数字は含まれてないですよね。
以下とは
対象になる数字を含む、小さい・少ない数
例えば、3人以下であれば3人までで、【3】を含みます。
5歳以下であれば0歳~5歳までで【5】を含みます。
120㎝以下であれば、0㎝~120㎝までで【120】も含みます。
対象の数字は含まれて数えられてます。
18歳以下の考え方
では18歳以下は、どうなんでしょうか。早速考えてみましょう。
以下は、【対象になる数を含む、少ない数のこと】なので、0歳~18歳が対象になります。
以上とは
対象の数字を含む、大きい・多い数
例えば、3人以上であれば3人より多い人数指してます。
つまり、2人ではNGということになります。
5歳以上であれば5歳~上の年齢のことを指し、【5】を含みます。
120㎝以上であれば、120㎝以上のことを指し、【120】も含みます。
対象の数字は含まれて数えられてます。
3パターンを押さえる 個数・年数・単位で
個数(人や物)
人や物・動物など数える時に使われます。
人や花を別の物に置き換えても考え方は一緒です。
年数(〇〇歳未満・小学生など)
【20歳未満飲酒禁止】やレジャー施設などで【5歳以上】など年齢制限がある時に使われます。
年齢の他にも【小学生】【中学生】【高校生】などで使われることも。
単位(㎝・㎏・速度など)
重さ・長さ・速度などの単位にもよく使われています。
以上の反対語は以下? 反対語になる言葉と、実際に使われるときの違い
【以上】の反対語は【以下】ですが、実際に使用する時は【以上】と【以下】を一緒に使うことができません。
例えば、【18歳以下は閲覧禁止、18歳以上は閲覧OK】の場合。
下の図のように【以上】にも【以下】にも18歳が含まれてしまいます。
18歳は閲覧していいの?閲覧禁止なの?
どっち?
混乱してしまいますよね。
この場合は、【以下】の代わりに【未満】使えば大丈夫です。
【18歳未満は閲覧禁止、18歳以上は閲覧OK】にすると、
17歳までは閲覧禁止、18歳から閲覧できるのね!
つまり
・【以上】の反対語は、【以下】
・実用的な時は、【以下】の代わりに【未満】を使う
以内とは
対象になる数字を含む、小さい・少ない数
100円以内であれば、0円から100円のことを指し、【100】を含みます。
400文字以内であれば、400文字のことを指し、【400】も含みます。
対象の数字は含まれて数えられてます。
カレンダーの場合
【8日から3日以内】であれば、依頼や連絡を受けた翌日から計算してから3日後が期日になります。
つまり【8日から3日以内】であれば、11日が期日になります。
まとめ
【未満】【以上】【以下】【以内】の覚え方としては、
【未満】は、対象の数を含めない。それ以外は、含める。
【未満】だけ覚えとけばOK
日常生活で目にする・使用する【未満】【以上】【以下】ですが、ビジネスの時など相手が混乱しないように範囲の指定をする必要が
あります。
正しい意味を理解して、上手に使ってみてください、