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郵便物が届かない時の考えられる原因と問い合わせ方法

ネットで注文した商品や送ってもらった荷物が日数が経っても全然届かない・・・。

 

そんな経験はありませんか?

もちろん追跡機能サービスがある配送方法を利用していればすぐに調べることは可能ですが、追跡機能がない普通郵便では調べるのは難しいです。

ですが、大切な荷物や商品が無くなってしまって泣き寝入りしたくはないですし、きちんと調べる方法を知らないと安心して荷物の発送ができません。

そこでこの記事では郵便物が届かないときの原因や対処法、さらに予防策についてまとめました。

郵便物が届かない原因

ある程度日数が経っても郵便物が届かない原因として9点挙げられます。

それぞれ詳しく解説していきましょう。

原因①これから配達になる、天候による配達遅延等

大前提として、郵便物は配送方法や配達場所までの距離、オプションの有無によって配達日数が変わります。

というのも、郵便法が2021年10月に改正され、普通郵便などの一部配送方法の翌日配達が廃止されました。

なので、速達や書留を付けない場合には最短でもお届けまで2日はかかり、送付先が遠方の場合は3日以上かかってしまうことも。

法律が変わっていたなんて知らなかったわ。

また、地震や台風などにより交通状況が悪化し、配達が遅延することもあります。

配達日数や配達遅延の情報は郵便局のHPにて確認することができますので、心配なときはこまめに確認すると良いでしょう。

原因②郵便物が切手が料金不足、郵便物の大きさが規定外

書類など切手で発送したものが料金が不足していたため届かない、といったこともよく見受けられます。

料金が不足している場合、基本的には差出人住所に返送されますので、一度確認してみましょう。

また、郵便物は配送方法によってサイズが定められています。

この基準を超えてしまっていると当然引き受けてもらえませんので、送付前にあらかじめサイズを測っておくと良いでしょう。

原因③郵便番号が相違している

郵便物の仕分けは住所ではなく郵便番号で仕分けられています。

そのため、1ケタでも違っていると違う市町村・都道府県に届いてしまい、「届いたものを戻す日数+正しい住所へ配達する日数」と余分に時間がかかってしまうのです。

そのため、郵便番号は間違えないように記載しましょう。

原因④正確な住所の記載がない、住所が間違っている

住所を間違えてしまったり、省略して記載するなどして住所を正しく記載していないと配達されません。

例)郵便局本社住所「東京都千代田区大手町2− 3−1」

(住所一部省略)東京都千代田区2−3−1

(書き間違い)東京都千代田区大手町3−2−1

このような記載だと住所が分からなかったり住所情報と一致せず住所不明となってしまい、差出人に戻ってきてしまいます。

 

なお、配送先が会社の場合には社名が合っていれば配送されることもあるみたいですが、一般的に個人情報の観点から戻ってくることが多いです。

そのため、先ほど伝えた郵便番号と同様、名前と住所もしっかり確認しましょう。

原因⑤封筒に差出人が記載されていない

これは差出人にも返送されないパターンで、郵便物に不備があって配達できない場合には差出人住所に返送されるのですが、返送先の住所がなければ当然返送もされません。

そのため郵便局で一定期間保管されます。

その後、連絡がなければ郵便物の開封をして差出人の情報などないか確認し、あれば返送し、なければ数ヵ月で廃棄されてしまうのです。

廃棄まで数ヵ月の猶予がありますが、配達荷物には差出人情報を必ず記載するようにしましょう。

原因⑥受取人が転居届を出していない

特に引っ越ししたばかりの方に多いケースですが、市役所への転居届が出されていないと郵便物も配達されません。

なぜかというと、郵便局の住所録が更新されないため居住の確認ができず配達することができないのです。

特にアパートやマンションは入居・退去が頻繁にあるため、前の入居者の郵便物を配達しないようにするための対策です。

なお、この場合はすぐに差出人に返送されるのではなく、受取人宛に「居住確認のハガキ」が届きます。

そこから確認できたら受取人に配達されるのですが、これが期限内に確認できないと差出人に返送されるシステムとなっているため、注意しましょう。

原因⑦既に家族が受け取っていた

届かないな、確認できないなと思っていたら、実は家族や同居人がすでに受け取っていて共有されてなかっただけだった、というケース。

実は、このケースも意外と多いんです

ポストに届いた荷物はもちろん、書留なども同居家族であれば受け取れるため、他の配達物に紛れていて分からなかったなんてことも。

荷物が届かない場合、まずは念のため家族に確認してみると良いのね。

原因⑧不在票が入っているのに気づいていない

基本的に直接受け取らなくてはならない荷物(ポストに入らない大きさ、受領印が必要、など)で不在の場合には不在票がポストに投函されます。

しかし、この不在票が他の郵便物に紛れてしまって気付かずに「荷物が届かない!」と思ってしまうケースも多いようです。

まずは不在票が入っていないかを確認し、万が一不在票を失くしてしまった場合には近くの郵便局に問い合わせてみてください。

なお、受取人からの再配達依頼がないと配達されることはありませんので、注意しましょう。

原因⑨郵便局のミス

絶対に起こってはいけないことですが、仕分けから配達まで人の手で行っているため、誤配達や郵便局内に残ってしまうなどの郵便局側のミスによって配達がされないこともあります。

特に追跡機能サービスのない配達方法だと、今配達中なのか郵便局内にあるのかも調べることはできません。

届かない理由は原因①~⑧の場合もありますが、確認しても届かないときには郵便局に問い合わせてみるとよいでしょう。

郵便物が届かない場合の対処方法

実際に荷物が届かない場合、まずは前述の原因を確認してください。

そのときに送り主に連絡できるのであれば、

  • 発送日時と依頼した郵便局
  • 発送方法
  • 返送されていないか(返送分を同居人が受け取っていないか)
  • 正しい住所、名前で送付したか

これらの点を確認しても荷物が確認できない場合、郵便局に問い合わせをします。

問い合わせ方法

  • 直接郵便局に行き「郵便物等事故申告受付票」を記入する
  • 電話で問い合わせ
  • 郵便局のHPから調査依頼

この3点から選べます。

問い合わせ時に送り主から聞いた情報を伝えることで見つかる可能性が高いのですが、かなり手間になってしまうのと回答までに時間がかかることがあるので、あらかじめミスを防ぐ対策をしておくと安心です。

予防策

では、郵便物が届かない事態にならないための予防策を2点ご紹介します。

追跡サービス付きの郵便物で送る

追跡サービス付きの配達方法を選択すれば、万が一配達遅延や届かない場合でもスムーズに確認でき、安心して対応することができます。

送り主・受取人どちらの場合でも、なるべく追跡サービスを付けておくと良いでしょう。

なお、金額が普通郵便と比べると若干高くなってしまうため、その点は注意してください。

送る前に郵便物の写真を撮っておく

荷物の発送前に郵便物の梱包状態と送り状を写真で撮っておきましょう。

そうすることで、万が一届かない場合に郵便局への確認がスムーズにできますし、送付先住所や名前が合っているかを相手に確認することも可能です。

 

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