郵便局・ゆうちょ銀行は全国に約24,000店舗、ゆうちょATMは約32,000台あります。急な振込の強い味方ですが、慣れていない方にとっては営業時間やATMの振込方法などが気になりますよね。
郵便局での振込に関する情報をまとめました。手数料が節約できるサービスもご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
郵便局で振込が出来る時間はいつまで?
窓口
一般的な郵便局の窓口で振込ができる時間は、9:00~16:00です。
ゆうちょ銀行ATM
郵便局のATMで振込める時間は、場所により異なります。
最長営業時間のATMは、平日7:00~21:00通常振込ができます。コンビニのATMでは、振込はできません。
郵便局営業時間は?
郵便局の営業時間は、郵便局により異なりますが、一般的には下記の時間となります。多くの郵便局では、貯金・保険窓口は郵便窓口より1時間早く終了します。
【郵便局窓口の時間】
郵便/9:00~17:00
貯金/9:00~16:00
保険/9:00~16:00
郵便局ATMの利用時間も場所により異なります。
お近くの郵便局・ATMの営業時間等の情報/日本郵政グループ検索サイト
土日
ほとんどの郵便局の窓口は、土日は営業していませんが、比較的大きな郵便局で土曜日も営業している窓口もあります。郵便窓口のみ年中無休で営業しているところもあります。
年末年始
一般的な郵便局では、年内は12月30日まで通常営業しています。
【年末年始の営業日】
12月30日まで/通常営業
1月1日~1月3日/休業
1月4日~/通常営業
比較的大きい郵便局では、年末年始も郵便窓口のみ営業しているところもあります。
ゴールデンウィーク
ゴールデンウィーク期間中の土日・祝日は休業している郵便局が多いです。(一部郵便局では、郵便窓口のみ営業)
日曜・休日に営業している郵便局/トリセド(torisedo.com)
郵便局の振込用紙の書き方 ATMのやり方
振込用紙の書き方や、振込の方法を解説します。
赤と青の用紙の違い
振込用紙の正式名称は、「振込取扱票」といい、郵便局の振込用紙には青色と赤色があります。店舗に備え付けてある振込用紙は青色が、送金先から郵送された振込用紙には赤色が多いです。
青色/振込手数料がかかります。
赤色/振込手数料は送金先が負担しています。
振込用紙の書き方
青色と赤色の書き方は、基本的に同じです。
①振込相手の口座番号
②金額(振込手数料を入れない金額を記入)
③加入者名(振込相手の氏名、会社・団体・サークル名など)
④振込目的等を記入。空欄も可
⑤振込む人の郵便番号・住所(団体名義で振り込む場合は団体の住所)
⑥振込む人の氏名・電話番号
ATMでの振込方法
振込は郵便局・ゆうちょ銀行内ATMのみ、現金・通帳・キャッシュカード・振込取扱票で振込ができます。
慣れていないと時間がかかってしまい、特に後ろに並んでいる人がいると焦ってしまいますよね。YouTubeには操作手順の動画が投稿されていますので、操作に自信のない方は、動画を見てから出かけるのもおすすめです。
わからないことがありましたら、郵便局の人に聞きましょう。(詐欺にはくれぐれも注意です!)
振込取扱票による振込方法
振込取扱票(振込用紙)を使って振込む場合は以下の手順となります。
- ご送金を押す
- 希望の取引(払込書でのご送金・ゆうちょ口座へのご送金・払込専用カード・他行口座への送金)を選ぶ
- 払込書(振込用紙)を入れる
- 表示された払込書の記載内容を確認
- 支払い方法(現金、通帳・カード)を選択
- 金額を確認する→確認
- 電話番号を入力→確認
- 現金、通帳またはキャッシュカードを入れる
- (通帳・カードの場合は)暗証番号を入れる
- 金額の確認をする
- 明細表、カード・通帳、おつりを受け取り終了
ゆうちょ銀行口座への送金方法
ゆうちょ銀行の口座への送金は以下の手順となります。
- ご送金を押す
- 希望取引(払込書でのご送金・ゆうちょ口座へのご送金・払込専用カード・他行口座への送金)を選択
- 通帳またはキャッシュカードを入れる
- 暗証番号を入力する
- 振込先を「記号番号」・「店名」・「登録済の振替先」の中から選択する
- 画面に従って、振込先を指定する
- 口座番号を入力する
- 金額を入力する
- 依頼人名を変更する場合は変更する→確認
- 受取人に送金内容を通知する際の通知内容を選ぶ
- 振込内容を確認する
- 必要に応じて振込先を登録する
- 通帳・キャッシュカードと利用明細を受け取り終了
他行の口座への送金方法
ゆうちょ銀行以外の銀行口座へ送金する場合は、以下の手順となります。
- ご送金を押す
- 希望取引(払込書でのご送金・ゆうちょ口座へのご送金・払込専用カード・他行口座への送金)を選択
- 通帳またはキャッシュカードを入れる
- 暗証番号を入力する
- 振込先金融機関を選択
- 振込む支店名の頭文字を押す
- 表示された支店名から振込む支店名を選択する
- 預金種目(普通預金・当座預金・貯蓄預金)を選択する
- 振込先口座番号を入力する→確認
- 振込金額を入力する→確認
- 手数料金額や振込予定日を確認する→確認
- 依頼人の名前を変更する場合は変更する→確認
- 電話番号を入力→確認
- 振込内容が表示されるので確認する(修正する場合は修正する)→確認
- 必要に応じて振込先を登録する
- 通帳・キャッシュカードと利用明細を受け取り終了
郵便局の振込の限度額
振込の限度額は以下のとおりです。ただし、取引時確認※が済んでいない口座については10万円を超える取扱いはできません。予め窓口で取引時確認の手続きをしましょう。
【振込限度額】
窓口 | 99億9999万9999円 |
ATM | 50万円(現金は10万円が限度) |
振込手数料は、上記表内の振込上限額に含みません。
郵便局の振込手数料
振込手数料は以下のとおりです。
ゆうちょ口座へ現金で送金する場合は、下記の金額にそれぞれ110円の加算料金がかかります。(税公金、義援金の払い込みは現金であっても加算料金の対象外です。
【ゆうちょ銀行口座への送金手数料】
5万円未満 | 5万円以上 | |
窓口 | 203円(122円) | 417円(336円) |
ATM | 152円(71円) | 366円(285円) |
※カッコ内は、振替MTサービス(通常払込の内容を1日分まとめてDVDにより事業主に渡すサービス)料金です。
【ゆうちょ銀行以外の金融機関口座への振込手数料】
5万円未満 | 5万円以上 | |
窓口 | 660円 | 880円 |
ATM | 220円 | 440円 |
ゆうちょダイレクトがお得
「ゆうちょダイレクト」なら、PC,スマホでゆうちょ銀行の各種サービスを操作できます。24時間取引ができ、手数料は以下のとおり大変お得です。
【ゆうちょダイレクト振込手数料】
ゆうちょ銀行あて/月5回まで無料(6回目以降は100円)
他の金融機関あて/165円
ゆうちょダイレクト詳細ついては、ゆうちょ銀行公式サイトからご確認ください。
まとめ
郵便局窓口やATMでの振込について解説しました。
振込手数料を節約したい方は、ATMで通帳やキャッシュカードを利用しましょう。また、更に節約したい方、近くに郵便局がない方、営業時間内に行かれない方には「ゆうちょダイレクト」の利用がおすすめです。