エネキーってどこかで聞いたことはあるけど、何のことかさっぱりわからない人もいると思います。
エネキーはガソリンスタンドのエネオスが発行しているキーホルダーのことです。
このキーホルダーにどのような便利機能が備わっているのかを理解するのがこのページです。
エネキーとは
エネキーの仕組み
エネキー(EneKey)は、ENEOSが提供するキーホルダー型の非接触のキャッシュレス決済サービスです。
キーホルダー型だからキーと言うみたいです。
決済サービスってスマホのアプリやカードのイメージが強いですが、
キーホルダー型っていうのは新しいですね。
スマホのアプリやクレジットカードを出すことなく、エネキー(EneKey)を支払い機械にかざすだけで支払いが完了します。
エネキー(EneKey)はクレジットカードを紐づけることで、決済できる仕組みになります。
新たにクレジットカードの作成は必要ありません。
引き落としは登録されているクレジットカードから実施されます。
スマホのアプリのほうがいいなという方は新しく「ENEOSサービスステーションアプリ」が誕生しました。
※「ENEOSサービスステーションアプリ」に詳細があります。
特別優待されるカードもある
エネキー(EneKey)と紐づけられるカードは何があるのがというと、「何でもOK」というのが回答になります。
お手持ちのクレジットカードなら基本的に大丈夫です。
ただし、法人カードで申し込む場合は注意が必要なので、ヘルプデスクにご連絡ください。
また、登録できるクレジットカードは1枚だけになります。
2枚登録しておいて、都度、支払先を変更することはできません。
ですが、登録したクレジットカードを変更することは可能です。
手間にはなりますが、必要な時に登録変更すれば2枚のカードの併用は可能です。
どのクレジットカードでも条件は同じなのか？というと違います。
ポイントが増えたり、ガソリンが割引されたり、様々な特典があります。
※詳細は「エネキーに登録できるクレジットカード」を読んでみてください。
エネキー発行の所要時間と利用可能な店舗
決済サービスとなると気になるのが審査です。
発行までに時間のかかるイメージがありますよね。
このエネキー(EneKey)はすでに発行済みのクレジットカードを紐づけるだけです。
つまり、登録後すぐに使えるようになります。
エネキー(EneKey)の発行と利用は「ENEOSサービスステーションのみ」となります。
つまり、近所のENEOSで発行可能ということです。
ENEOSのサービスステーションに行って店頭で「エネキー(EneKey)作りたいです！」と言えば、あとはスタッフの指示に従うだけです。
店頭だと、不慣れなスタッフで時間がかかったり、混んでいて待ち時間がかかるのでは？
という方はWebで事前登録するのがおすすめです。
事前登録後にメールで送られてくるQRコード(予約番号）を店頭のスタッフに提示するだけで、すぐにエネキー(EneKey)を受け取ることができます。
待ち時間がほぼゼロですね。
また、クレジットカード情報は大切なものなので、落ち着いて記入したい方も多いと思います。そんな方は事前登録がおすすめです。
利用可能店舗は「ENEOSのサービスステーションでのみ」なので、全てのガソリンスタンドで使えるわけではありません。
ポイントカードとの連携
エネキー(EneKey)とポイントカードを連携することで、2リットルにつき1ポイント付与されます。登録できるポイントカードはTポイント、楽天ポイント、dポイントの3種類になります。
ポイントカードの紐づけは店頭でのみ可能です。
複数のポイントカードの紐づけはできないのでご注意下さい。
また、「ENEOSカード、シナジーカード、特別提携カード、法人カード」はポイントカードの連携が不可ということにもご注意ください。
エネキーを登録するメリット
支払いがスムーズで給油がラクになる
給油するとき、財布を出すのは手間ではないでしょうか？
冬は手がかじかみ、カードを財布から出すだけでも時間がかかりませんか？
さらにスマホでポイントカードも出さないといけない、操作に時間がかかりませんか？
ガソリンスタンドでスマホを落としたことありませんか？
夏は暑くて、一秒でも早く涼しい車内に逃げ込みたくなりませんか？
エンジンを停止している時間は
車内にいる人のためにも、
車内の温度が変わらないためにも、少しでも短くしたいですよね？
エネキー(EneKey)ならかざすだけ！自動で支払いもポイントも貯めてくれます。
とってもスムーズです。
クレジットカード情報+Tカード情報も登録可能
前述の通り、ポイントカードと特別提携カードの併用は不可です。
ですが、一般提携カードとポイントカードの併用は可能です！
つまり、あなたの一番使用していているメインのクレジットカードが一般提携カードなら…
ガソリンの支払いで発生するポイント(クレジットカード)
＋給油量ごとのポイント(ポイントカード) でポイントの二重取りが可能です！
Tカード・Yahoo! JAPANカード・JCBカードなどがメインのクレジットカードの方は、これに当たります！
Tポイントはウェル活で有名で、ポイントが増える日を狙うと獲得ポイントが増える特徴があります。ENEOSでもポイント3倍、5倍の日があるので、狙えば大変お得になります。
※詳細は「エネキーに登録できるクレジットカード」にて記入しています。
入会金・年会費は無料
エネキー(EneKey)は入会金・年会費は無料になります。
キーホルダー型の機器が無料っていうのはすごいですよね。
紛失・盗難補償付き
落としたり、盗まれた場合どうなるのか？不安ですよね。
でも、安心してください。保証があります。
落としたり、盗まれたりしても、ヘルプデスクに連絡すれば、不正に利用された損害を60万円を限度に保証してくれます。
「いつなくしたかわからないが、気が付いたらなかった」という場合も安心、ヘルプデスクに連絡した日の60日前から保証が開始されます。
ヘルプデスクに連絡した日の3日後まで保証されます。
手続きの不備や決済サービスの遅延など、何らかの理由で、エネキー(EneKey)の停止に時間がかかっても安心です。
エネキーでガソリン割引がある
ENEOSカード（C・P・S）を登録した場合、ガソリン1リットルにつき最大7円の割引を受けることができます。また灯油は常に1リットル1円引き。
さらにENEOSカード（C・P・S）はロードサービスも無料でついてくる。
車にたくさん乗る方は、とてもお得です。
エネキーのデメリット
金具がとれやすい、壊れやすい
エネキー(EneKey)についている金具がとれやすいらしいです。
家のカギや車のカギと一緒につるしていた場合は、毎日持ち歩きますし。
どれだけ頑丈なものでも壊れやすいと思います。
カギがぼろぼろになった経験をした方も多いのではないでしょうか。
なので、「丁寧に扱う、壊れていないか確認する」を意識してもらえれば大丈夫かと思います。
また、もしなくしたとしても、メリットで上げた「紛失・盗難補償付き」なので安心してください。
失くしやすい（盗難補償付き）
前述の内容と重複しますが、紛失や盗難のリスクはモノなので消すことはできません。
ですが、メリットで上げた「紛失・盗難補償付き」なので安心してください。
落ち着いてヘルプデスクに連絡するようにしましょう。
エネキーに登録できるクレジットカード
ENEOSカード
ENEOSカード C
本人会員／1,375円（税込み／初年度無料）
ガソリン・軽油代が1カ月間のカード利用金額に応じて割引される
7万円以上の利用があれば7円/L引き
灯油はいつでも1円/L引き
ロードサービス付き
ENEOSカード P
本人会員／1,375円（税込み／初年度無料）
ENEOSなら1000円ごとに30ポイント(1ポイント1円)
ENEOS以外なら1000円ごとに6ポイント
ロードサービス付き
ENEOSカード S
本人会員／1,375円（税込み／初年度無料）⇒年1回の利用で年会費無料
ガソリン・軽油代がいつでも2円/L引き
灯油はいつでも1円/L引き
ロードサービス付き
おすすめはこちらのENEOSカード Sです。
デメリットの年会費も利用すれば無料なので実質0円です。
車に乗る方ならロードサービスもありがたいですね。
いつでもガソリンが2円/L引きっていうのは大きいと思います。
ポイントのデメリットには下記があると考えています。
・有効期限による失効
・使用機会が少なく、貯めるだけになる
・貯めている間に1ポイント1円という換算率が悪くなる
・ポイントがいくらたまっているのか確認作業が煩わしい
これらは現金値引きされることで解消されます！
そうです。正直、還元率が良いというがポイントは使用しなければ意味がないのです。
つまり、「現金値引きに勝るものなし」です。
また、エネキー(EneKey)との同時入会も可能なので、今もっていない方も安心です。
特別提携カード
楽天カード
ポイント最大1.5倍
dカード
ポイント最大1.5倍
TS CUBIC カード
ポイント1.5倍
JALカード
マイル2倍
ANAカード
マイル追加
ビューカード
ポイント2倍
レクサスカード
ポイント1.5倍ガソリン3％引き
セブンカード/セブンカード・プラス
ポイント2倍
一般提携カード
上記のENEOSカード・特別提携カード以外のクレジットカードになります。
結局どのカードで登録すべきか
人によって利用頻度や状況は違うので何件かシミュレーションしてみました。
１.めんどくさがりな方
・ポイントは煩わしい
・ガソリンは安く入れたい
・ガソリンスタンドで財布出すのめんどくさい
ENEOSカード Sをお勧めします！
なんといっても2円/1リットルの現金値引き。
煩わしいポイント活動に見切りをつけて、現金値引きの恩恵を受けましょう。
2.メインのクレジットカードが特別連携の方
・メインのクレジットカードがたまたま特別連携だった
・今までメインクレジットカードで支払いをしていた
すぐに特別提携カードをエネキー(EneKey)に登録しましょう。
いままでポイント1倍だったところが増えます。
ラッキーです。
登録しない手はありません。
さらに、ガソリンスタンドの支払いでもたつくことがなくなると思えば
価値はあると思います。
3.メインのクレジットカードが特別連携カード以外の方
・メインのクレジットカードがたまたま特別連携ではなかった
・楽天ポイント/Tポイント/dポイントのどれかを貯めている
おめでとうございます！
ポイントの二重取りが可能です。
エネキー(EneKey)にメインのクレジットカードを登録しましょう。
支払いによりポイントをゲット。
さらに2リットルにつき1ポイントをゲットしましょう。
4.メインのクレジットカードは特にない
・クレジットカードは複数もっているがメインというものはない
・楽天ポイント/Tポイント/dポイントのどれかを貯めている
わたしは「ENEOSカード S」をお勧めします！」
メインのクレジットカードがない、
ということは「特にこだわりがない」方だとお見受けします。
ポイント活動には前述のとおり「煩わしさ」がつきものです。
※「ENEOSカード S」参照
また「ガソリン代は一つのカードで管理する」というのも家計管理において重要です。
ガソリン代は変動的な固定費であると私は思っています。
1リットルあたりの価格が変動するのに
通勤など毎日使用し、なくすことのできない固定費である。
固定費は一度見直しすれば、当分の間、見直しの必要はないです。
(通信費や家賃や保険料など) サービスの代金が大きく変わることは少ないですから。
ですが、ガソリン代に関しては別です。
毎月の支払いをチェックし、使いすぎていないか把握する必要があります。
別カードで管理することで、毎月のチェックが簡単になりますよ！
使用していないクレジットカードがあれば、解約し、新たに「ENEOSカード S」を契約してみてはいかがでしょうか？
ENEOSサービスステーションアプリ
あたらしくENEOSサービスステーションアプリができました。
詳しく内容を見ていきましょう以下SSアプリと書きます。
SSアプリのとは
エネキー(EneKey)を持っている人が使えるアプリです。
持っていない方は、エネキー(EneKey)の発行から始めましょう。
SSアプリのメリット
給油の手間をさらに解消する
エネキー(EneKey)でも手間が減らせていましたが、減らせていない個所もありました。
例えば油種の選択。
「レギュラーか、ハイオクか」これは支払い機で選択する必要があります。
また、給油量の選択。
「マンタンか、定量か、定額か」これも支払い機で選択する必要があります。
この選択をアプリで行い、発行されたQRコードをかざせば給油が開始できます。
つまり、車内でスマホを操作して、
「油種」「給油量」「支払い方法」「ポイント」「割引クーポン」を選択して、
車から出て、かざして、すぐに給油開始！
※割引クーポンに関しては後述します。
手間がまた一つなくなりましたね。
エネキー(EneKey)紛失のリスクが減る
このアプリを使えば、エネキー(EneKey)を持ち歩く必要はありません。
家にしまっておけばいいです。
紛失・盗難のリスクが減りますね。
割引クーポンが届く
フォローしているガソリンスタンドから「ガソリン〇円/リットル引き」や「洗車〇円/回引き」などのクーポンが届きます。
クーポンの内容はガソリンスタンドによって違うそうです。